Re: ごちそうさまでした  マスター  2007-09-22 16:54:00  No.399

好き嫌いは別として、正しいか正しくないかで言えば明らかに正しくないです。

なぜそんなことで突然キレるのか、その男子生徒の人も含めてみんなびっくりしたでしょうね。
ふっ飛んだというのは多分突き飛ばしたのだと思いますが「ヤバイ、それ以上しゃべるな。」と思って咄嗟に手が出たといったところです。

このページは多数でないにしても不特定の方がご覧になっていますから、僕の人柄について誤解のないように説明させてください。
Ｈさんの文章を見た人は、僕のことをヤンキー先生の義家弘介さんみたいな熱血正義漢教師だったんだと誤解なさるかもしれません。

Ｈさんもご存知のように、はっきり言ってそれはまったくの誤解です。僕は、気の弱い頼りない感じの先生でしたね。

じゃあ何でそんなことをしたのかというと、今だから恥を忍んで言いますが、僕は教師になりたての頃に、その男子生徒と同じようなことで、大変な失敗をしたことがあったんです。

今でも時々夜中に思い出して「わあー。」と叫びたくなるような恥ずかしいことです。
（そういう種類の恥ずかしいことは、いっぱいあるけどこれはかなり上位にランクされる。）

つまりこういうことです。
Ｎ先生が担任のクラスの、ある女の子のしゃべり方や仕草が特徴的だったので、授業中にちょっと物真似をしたんです。それがやたらとウケてね、その女の子も照れ笑いしててね、それでやめときゃいいのに調子に乗って授業に入っているほとんどのクラスで彼女の物真似をやってしまったわけです。その女の子が最初照れ笑いしてたのは、必死に耐えてたんですね。そこのところを僕はわかっていなかった。他のクラスで自分の物真似をネタに僕がウケてることは彼女の忍耐の限度を越えてしまって、家に帰って泣きながらお母さんに訴えたんです。私の物真似をして馬鹿にしてウケてる教師が居るってね。
あくる日にその女の子のお母さんからお叱りの手紙をもらって、僕は何という馬鹿なことをしたのだろうと気付きました。穴があったら入りたかったですね。
僕が調子に乗って本人の居ないところで物真似して女の子を傷つけてしまったことは教師にあるまじき行為であり、お詫びのしようもない大変愚かしいことであったとそれぞれのクラスで次の授業の最初に言って、それで何とか大きな問題にはならなかったけど、許してもらったわけではなかったです。
本人の居ないところで調子に乗ってその人を小馬鹿にするようなことをやって、ウケるとまたみんなが同意してくれているんだと錯覚して、ますます調子に乗るわけで、歯止めが利かなくなってしまうんです。

そんなことがあったから、その男子生徒がウケているのを見て、これはマズイと思って「それ以上言うな！」ってことで突き飛ばしたのが真相ですね。長々とすいません。

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