Re: ごちそうさまでした  マスター  2007-09-21 17:45:00  No.397

そうですね…。多分大したお世話はしてないですよ。
毎日煙草の吸殻を拾い集めてばかりで、悲しいかな、どなたかのお世話をした記憶はあまりないのです。

あの頃についていろいろ思うことはあるのですが、
語るとなれば資格ということを考えてしまいます。

(WEBの掲示板でこのような個人的なことを書くのもどうかと思いますが、まあこのサイトは100%僕が作ったサイトなので、たまには許していただきましょう。)

つまり、資格が無いと。

結果として僕は務まらずに途中退場したわけだし、それはつまり挫折したわけだし、
今も現役で頑張っている元同僚の先生のことを考えると、
場外から何かわかったようなことを言うのは大変失礼と思う。
大げさな言い方をすれば、世の中をなめていると思う。

しかし、敢えて一つだけ語りたい。

数年前に同窓会があって、僕はひょこひょこ行きました。
多分、今さら殴られることは無いだろうと。
H君がビール瓶を片手に
「えらいご迷惑をおかけしました。」と、僕のグラスにビールを注いでくれた。
「おまえがビール注いでくれるとはな。夢にも思わんかったで。」と僕が言って、我々は笑いあった。
20年位ずっと、僕の前頭葉の深部にできていた、かなり大きな血瘤が、
その時を境に完全に消滅した。
同時に僕は完全に学校という世界の場外に放り出されました。
今なお学校という世界で日々格闘している元同僚の先生たちは、
大なり小なりその血瘤を抱えている。
そしてその血瘤は着実に大きくなっていくのです。

僕はすでに血瘤を持たない。血瘤を持たない僕には、学校を語る資格がない。


- 365 image bbs Ver1.01 -