スクリュードライバー   ¥490       

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ベース : ウォッカ
グラス : コリンズグラス(10oz)
飲み切るべき時間 : ロング
炭酸 : なし
普遍性? : スタンダード
味の傾向 : 柑橘系
甘さ : ふつう
色の傾向 : オレンジ,濁っている
作り方 : ビルド
度数 : 10度(ふつう)
その他 : 定番・有名,物語がある
時と場合 : どんな時もOK,いつの季節でもOK
何か特別な状況 : としては、オーソドックスに飲めばいいように思われる。
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  コメント  
言わずと知れたウォッカのオレンジジュース割り。

イランの油田で働いていたアメリカ人技師たちは、ウォッカをオレンジジュースで割って飲んでいたが、
マドラーがなかったため、細かいことは気にしないでスクリュードライバー(ねじ回し)でまぜた。
そんなわけで彼らはウォッカのオレンジジュース割りをスクリュードライバーと呼ぶようになった。
これは有名な話だが僕が最初にこのカクテルの名前の由来を聞いたのは友達からで、これとは違っていた。
彼は、「これはジュースみたいに飲みやすいけど、度数がが結構あるからドライバーみたいにくるくる
回るんだ。それでそういう名前なんだ。」と、もっともらしく言った。
確かに最もシンプルで飲みやすいカクテルだ。

このスクリュードライバーにしても、ショートのオレンジブロッサムにしても
80年以上の歴史をもつカクテルであって、これらが作られた頃は
一般市民の手に入るスピリッツというのはかなり粗悪できつい味のものだったらしい。
でも、オレンジジュースを入れると、とても飲みやすいお酒に変身した。
難しいことを言う人はたくさん居るし、そういう人に怒られそうだが
カクテルというのは「飲みやすいけど酔える」というのが基本だと思っている。
そういう意味ではベースの味を重視したマティーニなんて趣旨が全然違う。
そういうのはカクテルの中でも特殊なものだと思うし、マニアックとも言える。
このオレンジブロッサムに代表されるように、超シンプルなレシピで
スピリッツが気軽においしく飲めるのが多くのカクテルの目指すところだと思う。
こういうカクテルを飲んでいるうちにベースのスピリッツのおいしさもわかってきて、
マティーニなんかもおいしいと思えるようになるのかも知れない。
マティーニは有名になり過ぎている。すばらしいカクテルだと思うが
初めてカクテルを飲む人がマティーニを注文するにはマニアックすぎる。
ジンはオレンジやライムやグレープフルーツと、とても相性がいいし、
それらを使ったカクテルでジンの良さがわかれば、
自然にジンというスピリッツに親しみが湧いてくるものだし、
たまにはマティーニを飲んでみたいと思うようになるんじゃないかな。
これは、スクリュードライバーのコメントというよりカクテル一般についてのコメントになった。

  レシピ  
クラックドアイスを入れた10ozコリンズグラスに
ウォッカ45ccを注ぎ、
オレンジジュース適量で満たして
ドライバーでなく、バースプーンでステアする。
カットオレンジとマラスキーノチェリーを飾る。